Flower of Life

詩と
自分と
ポジティブに向き合う。

Flower of Lifeの新着ブログ記事

  • 幸せ体質

    息子は0歳から保育園に通っているけど、 ママ友はいなかった。 病気になってからは 更に全く没交渉で、パパに任せきり。 体調は一進一退で、 進級式に行くのもやっと。 最後のほうで息子が他の子を噛んだ。 きちんと謝りたくて電話をしたけど、 電話に親御さんが出るときに 「もしかして、あのかた?あのかた?... 続きをみる

  • 父の門出

    去年亡くなった母をしのび 父が四国のお遍路に旅立ちました。 この旅立ちが、 父の新しい人生の門出でありますよう。 春雨の空のもと、バスに揺られる 父を想って。 春雨の さらさら波打つ 窓際に 照らせ月夜よ 父の旅路を

  • 意識

    意識の力というものを 信じることにした。 再発の不安に駆られるとき 自分の身体と心を ただただ信じることにした。 自己基盤、というものが 私には皆無だったことに気づく。 居ていい。 生きていい。 肯定感ともいうのかもしれない 沢山の食事療法をしたけど 食事だけじゃ無理だ 私の自己肯定感を信じること... 続きをみる

  • 身近な人には

    私には私がない。 いまこの目の前の人に ただ好かれようとする所がある それだから話しの整合性を 必死で頭に巡らせて話し続ける ほんとはトマト嫌いなのに あの人の前では好きと言う それをきちんと覚えておき 次に会ったときの話題で 矛盾がないように、 目の前の人の主張に背かぬようにと それだけのために... 続きをみる

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  • 母への手紙

    整理整頓が苦手な私は 資料を放ったらかしている事がよくある 写真も机の上に手付かずだ。 それなのに、つい窓を開けたら パラパラと風に煽られて飛んで行った。 慌てて拾い集めていたら …あれ、 封筒が机の下にある。 誰にもらった? 消印がない。 行き先を見ると 母に宛てた手紙だった。 一年前だろうか。... 続きをみる

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  • やさしさ

    優しさとはなに 傷つけてまで踏み込むのは優しさか 傷つけずに傍観するのは優しさか 優しい言葉をかけるのが優しさか 敢えて厳しくするのが優しさか 優しい言葉は舌に甘く 優しい言葉は安らぎをくれる 厳しい言葉は傷つくけれど そこに思いやりがあれば いつか優しさに気づく かも知れない 敢えて厳しい それ... 続きをみる

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  • 支え

    二年という月日が過ぎて 私は普通になれると思っていた けど 現実は酷だ 薬は怖い。 身体が思うように動かない 不安が不安を連れてくる 元に戻らない身体に途方に暮れて 一人悔し涙をながす 普通のお母さんになりたい くっそー 見てろ 乗り越えてやる あらん限りのダメ出しを受けて 涙目になってるけど 諦... 続きをみる

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  • 寂しさに

    寂しさに宿を立ち入れて眺むれば いづこも同じ秋の夕暮れ 秋の日は 母を思い出す なずなのように ひっそりとした人 いつも笑顔なのに 目じりに諦めを宿していた 母が逝った日、 妹がふと口にした。 なずなだよ。姉ちゃん。 7月27日。 なずな、だよ。 母さんらしいね。 なずなのような人生だった 命日さ... 続きをみる

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  • 想像を超える

    想像を超える 私は月に行けない 距離があるから でも空想ならすぐにいける 空想なら、なんだろうか? 空想しか不可能だと 身体があるから無理だと 決めつけてはいないだろうか 空想することは 思い描くことは 出来たことと同じ 身体の制約を決めないで 空想や架空は存在する ただ自分が存在しないと決めただ... 続きをみる

  • みつめる

    外にある音を 騒音ととるか 心地よいととるか それとも 閑かさと捉えるか それはひとえに 貴方の心次第

  • 心の光

    ちょっとマジメなハナシ。 小林麻央さんのドキュメンタリーを観た。 去年、抗ガン剤で立てなくなった自分を 思い出して胸が苦しくなった。 身体がボロボロになるんだよね。 寝たきりになるんだよね。 よく、 麻央さんは何故すぐに手術をしなかった? 手術したら出遅れにならなかったのでは? なんて言葉を聞く。... 続きをみる

  • 中二病です!

    はっきり言おう。 今の若者も、大人も、老人も、 考えることに興味なさすぎる。 若者はファッションとかアイドルとか、 頭使わないことばかりに興味を持ってかれるように 意図的にされているし、 大人は不可思議な言論統制にひっかかり 何も言わないことが自分を守る事だと勘違いしている。 この世の中に矛盾はな... 続きをみる

  • 奇跡を起こしたいなら

    「奇跡を起こしたいんです」 その言葉には 奇跡を起こらないものと 思い込んでいるあなたがいる 奇跡を起こしたいなら 当たり前を 毎日積み重ねることだ 真っ正面から 自分と 恐怖と向き合い 確信を持つ そして 毎日こつこつと 確信を積み上げる ピースを ひとつひとつ埋めていく 奇跡は ひとっとびで ... 続きをみる

  • 金色の街に

    金色のちひさき鳥のかたちして 銀杏散るなり夕日の丘に 与謝野晶子は夕暮れの光を浴びて 舞い散る銀杏を 金色の鳥が舞うようだと 歌にしたためた。 金色の木立を見上げるたび この歌を思い出す。 この秋の景色は 今も昔も変わらなかったのだろう。 街路樹に沿って歩きながら 銀杏の葉をひとつ拾ってポケットに... 続きをみる

  • 小さな手

    あなたがいてくれたから 今日がある。 もしあなたが あなたの寿命ここまでですよ といわれたら どうします? 私はきっと 一人きりだったら 耐えられなかったかもしれない 死を覚悟したとき 小さなあなたが寝息を立てていた あどけない顔して 生えそろわぬ小さな前歯だけのわが子 寒さで赤く火照った頬 背中... 続きをみる

  • やまとうた

    やまとうたは 人の心を種として… 古今和歌集の仮名序が 朝から美しいメロディーを奏でている。 「にほんごであそぼ」 みわsanが日本語を 流れるような旋律で広げていく。 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり ゆく川の流れは絶えずして しかももとの水にあらず 春はあけぼの。やうやう白くなりゆくやまぎ... 続きをみる

  • 生きる。

    私は34で乳がんと診断されました。 告知のとき、すべての景色がぐらりと揺れました。 深刻度はかなりで、 5年生存率なんか考えたら、 途方もなく気が遠くなり、 すっと目の前が暗くなって、 描いていた未来ががたがたと 音を立てて崩れていくのがわかりました。 その後の治療についてはおいおい。 現在は手術... 続きをみる

  • 約束

    9月9日はククリの日です。 私は昨年のこの日、10時間越えの手術から目を覚ましました。 激痛とともにあらわれたのは 空間を覆いつくすようにびっしりと描かれた 幾何学模様でした。 Flower of life  激痛に飲み込まれそうになる私を 一瞬にして覆いつくしたあの文様は いったい何だったのか、... 続きをみる

  • 声なき声

    自立 そのために お金を貯める 必死で働く それが当然 お金がないと生きていけない そう思ってませんか? 何を言うか 当たり前だろうと 異口同音に口そろえ お金なしでは生きてはいけない そんな世の中だと怒鳴りあげ ちがいますよ 生活は金じゃない 人生は金じゃない 幸せは金じゃない きれいごというな... 続きをみる

  • 白樺

    白樺 になりたいのです と あの子はいったそうなのです それを聞いた教師はただ おかしくて高笑いをきめこんだ 白樺になりたいだと? 面白いことを云ふやつだ ああ面白い面白い どう考えたらば そんなことを云えるのか その甲高い哄笑は 冷えた廊下にかつんと響く それはそれは残酷で 公開処刑のやうでした... 続きをみる

  • 母の体温

    あなたのぬくもりが好きだ あなたが触れた手のあたたかさが まどろみのような優しさを与えてくれた けど7月のあの日 あなたがこの世からいなくなった 小さなころから慣れ親しんだ あなたの少ししわのある かさついた肌のざらざらと 炊事であぶらの抜けた手の薄さ 長くせつなげな指先の 愁いをおびた感触が 刻... 続きをみる

  • たとえば胸が

    たとえば君の胸が 愛で満たされていたら 君はもう欲さないだろう たとえば君の頭が 愛あふれたいたら 君は世界を憎まないだろう たとえば君の心が 愛を与えようとしていたら 君は嫉妬の炎を燃やさないだろう もう胸が心がいっぱいだから もう空腹でさえないのかもしれない きみがそうなることを 君はもう気づ... 続きをみる

  • flower of life

    命の花を見たことがありますか? それは人の命 それは花の命 全ての人生に美しき花を。 flower of life。 ここからはじまる。