Flower of Life

詩と
自分と
ポジティブに向き合う。

心の光

ちょっとマジメなハナシ。


小林麻央さんのドキュメンタリーを観た。

去年、抗ガン剤で立てなくなった自分を

思い出して胸が苦しくなった。

身体がボロボロになるんだよね。

寝たきりになるんだよね。


よく、

麻央さんは何故すぐに手術をしなかった?

手術したら出遅れにならなかったのでは?


なんて言葉を聞く。


身体にメスを入れる、

しかも、女性らしさの象徴に。


そこに、大なり小なり葛藤が生まれる。


麻央さんの告知時期と、

私の告知時期は近い。


私は抗ガン剤のち手術だったわけで、

いわゆる日本の標準治療というのを

全部やった。

選択肢は与えられなかったから。


麻央さんは

よく知ったわけではないけど、

乳房温存でやろうとしたようで。


いま、私はホルモン剤の辛さはあるけど、

まあまあの日常を送ってる。


麻央さんは生命の危機にあるらしい。


それで、

やっぱり手術しなきゃいけなかったんだよ、

標準治療で良かったね、

と言う解釈をされる。


これに私はちょっと違和感がある。


確かに、私は順調だし、

かなり幸せに生きてる。


毎日食事やストレスかからないように

旦那のケアが凄く手厚いし、

自分なりのお手当ても

四苦八苦してみつけたし、

周囲がとても助けてくれた。


それは麻央さんも、

形は違えどケアは充実してるはず。


ひとつ。

生意気だと思うけど…

たったひとつ

彼女と私の違いがある。


それは、

こころを

内面に向けたこと。


彼女はだんだん気づいてるけど、

不安と隣り合わせにいる。



必ず、

必ずこころの中に、

生きる力は燦然と輝いてる。


私はそれを

ヨガで得ることが出来た

と思ってる。



もしいま、

身体がボロボロで

こころが見えなくなっているなら、

五分、いや一分でもいい。


こころを

自分だけのこころを

見つめて欲しい。


みんな、

大切なことは

人に評価されるコトじゃない。


目を閉じて。

ただ

自分のこころを見てほしい。


貴方の中に

暗闇の中に

必ず、

命の光が見えるから。